水虫は1度感染してから治療が遅れてしまうと足の爪や指、かかとまでにも広がってしまいます。水虫が悪化してしまうと非常に治療が面倒で時間がかかってしまうので、予防はもちろんですが症状などを知っておき、感染した場合に即座に治療に移れるようにしておくべきです。こちらでは水虫の症状や原因、治療薬についてなど様々な情報を皆さんに提供していきます。

あまり聞き慣れない小水疱型水虫

小水疱型水虫という名前がピンとこなくても、足の裏にポツポツ小さい水疱ができる水虫といえば覚えがある方は多いのではないでしょうか。
小水疱型水虫は「水ぶくれ水虫」とも呼ばれ、足の指の付け根や側面、土踏まずの比較的皮膚が柔らかい場所にできやすい水虫で、ポツポツと赤みをおびた小さな水疱ができる症状が特徴です。
湿度が高い梅雨や夏場に発症しやすいことも特徴で、あせもやかぶれと症状や見た目も似ており、水ぶくれの周りの皮膚が赤くなり小さな水疱が徐々に大きくなって、進行すると激しい痒みを伴うようになるのです。

小水疱型水虫は最初は数個の小さな水疱ができる形で発症します。
人によっては水疱が目立たず、皮むけするだけの場合もあります。
症状が軽度の場合は目立たないために、水疱に気づかず放置されてしまうことが多いのです。
気づかないままで放置しておくと白癬菌の増殖に伴って水疱の数が増え、小豆大の水ぶくれになることもあり、点在した水疱が寄り集まって大きな水ぶくれになることもあるのです。

小水疱型水虫は進行すると強い痒みを伴うことが多いため、身体が温まり血行が良くなるお風呂上がりなどに強く痒みを感じて、不用意に触ったり掻きむしって水ぶくれが破れると、痒くて痛いという辛い症状に悩まされてしまうことも。
水疱が破れ皮むけした皮膚がボロボロと剥がれ落ち、皮膚がただれたような状態になることもあります。
放置しておくと足の裏全体に広がったり、慢性化すると部分的に皮膚が厚くなり硬くなってしまうケースもあるのです。

水疱が破れると中から白や黄色のどろっとした汁が出ますが、原因菌の白癬菌は含まれていないので、触った手や指が水虫に感染したり、範囲が広がるおそれはありません。
しかしつぶれた部分から別の細菌が入り込む二次感染の危険があるのです。
傷口が化膿して膿んでしまうこともあるため不潔な手で触って潰したり、掻きむしらないように注意が必要です。

小水疱型水虫に対して注意したいこと

小水疱型の水虫を発症した場合、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
小水疱型水虫は小さなみずぶくれが出来る症状を発症します。水ぶくれは潰さないのがベストです。
ただ場合によっては潰して対処したほうが良いケースもあります。

水泡が小さい豆程度までに大きくなってしまった場合は、潰したほうが良いようです。
ここまで水ぶくれが大きくなってしまうと、かなり水虫の原因となる白癬菌が増殖している事が考えられます。
あまりにも白癬菌が増殖している状態が続くと、アレルギー等他の疾患を起こしかねないので潰して対処します。

自分で潰す場合は、しっかり消毒を行ってからにしましょう。
消毒をしていない状態で潰してしまうと、皮むけをしている所から雑菌が入り込んでしまう危険性があるからです。
まずは患部を消毒して消毒済みの針で1か所穴を開けて水ぶくれを潰していきます。
その後再び消毒を行いガーゼを当てて手当は終了です。ガーゼは毎日、清潔なものと取り換えましょう。

自分でも大きくなり過ぎた水ぶくれを潰す事はできますが、消毒を丁寧に行わなければいけないなど手間暇がかかります。
また水虫が原因ではなく他の要因で水ぶくれが出来ている場合、さらに症状を悪化させてしまうかもしれません。

豆粒大にまで大きくなってしまった水ぶくれは、できるだけ医師の処置を受けて対処するようにしましょう。
一般的な皮膚科であれば症状を確認してから、的確な処置を行ってもらえるので安心です。
小水疱型水虫は症状が悪化すると、靴をはく事さえ苦痛になるケースがあります。
症状が軽いうちに治療を始めれば、症状が重くなる前に治す事も可能です。「水虫かな?」と思ったら早めに治療を始めましょう。