水虫は1度感染してから治療が遅れてしまうと足の爪や指、かかとまでにも広がってしまいます。水虫が悪化してしまうと非常に治療が面倒で時間がかかってしまうので、予防はもちろんですが症状などを知っておき、感染した場合に即座に治療に移れるようにしておくべきです。こちらでは水虫の症状や原因、治療薬についてなど様々な情報を皆さんに提供していきます。

水虫の正確な症状を教えてほしい

水虫の足

かゆみに悩まされる水虫は、皮膚にカビの1種の白癬菌が住みついてしまった状態です。
水虫になりやすいのは主に足の指の間、足の裏やフチ、かかと、そして爪です。
それぞれに自覚症状のあらわれ方も違うのです。

足の指の主に薬指と小指の間に症状が出る場合には、足指の間の皮膚が湿って白くふやけた状態になりジュグジュグした水虫特有の不快感があります。
皮がむけて赤くなり、強くかゆみを感じるのが特徴です。
足指の間の皮が乾燥してむけてカサカサになってしまうのも水虫の症状ですが、かゆみはやや控えめです。

足の指や付け根に、小さな水ぶくれが出来るのも水虫の症状です。
初期の段階ではかゆみは出ないことが多いですがいつのまにか水ぶくれが増え、次第にかゆみもひどくなります。
赤く腫れたり、水ぶくれが破れて液が出てジュグジュグになったり、乾いてくるとカサカサになり皮がむけてきます。
初期段階では水ぶくれは目立たないの気づきにくいですが、放置していると悪化させてしまうことが多いのです。

足の裏のかかとがあかぎれのようにひび割れるのも、水虫の場合があります。素人には判断が難しく、一見はただの酷い乾燥にも見えてしまいます。
足の裏全体の角質層がだんだん厚くなって皮膚が硬い部分がカサカサになり、粉をふいたような状態になるようであれば水虫の可能性が高いのです。
かゆみなどの症状はないですが、かかとに乾いた湖底のようなひび割れができてしまうのです。
自分で判断できない場合には、専門医の受診を受け、かかとの皮膚をこそぎ落として原因の白癬菌がいるのかを確認する必要があるのです。

固い爪にも白癬菌が入りこむと、水虫になってしまう場合があります。
爪には神経がないので、初期段階ではかゆみなどの自覚症状はほとんどなく爪の先が白く白濁する程度です。
そのため気がついたときには悪化しているケースが多いのです。
症状が進行すると爪の色が、白から黄色、黒に変色し、爪が厚くなって盛りあがります。
厚くなりもろくなった爪は、ボロボロと剥がれて落ちてしまうのです。

白癬菌という菌が悪さをする

水虫の原因になるカビの1種、糸状菌の白癬菌は人や動物の皮膚や毛、髪や爪の主成分のケラチンを栄養源にしています。
そのためケラチンが多く存在する皮膚の角質層に寄生するのです。しかし白癬菌がついたから、すぐに水虫になる訳ではありません。
白癬菌が皮膚に侵入し、高温多湿な菌が繁殖しやすい環境が整い増えてしまうことで水虫を発症するのです。

白癬菌は人の体に存在する常在菌ではなく、外部からやってくる非常在菌です。
白癬菌は水虫を発症している患者の靴や歩いた場所、ジムやプール、飲食店の座敷などにも存在しています。
家庭内にも、感染の危険性があるのです。
白癬菌は、履き物の中を好みます、水虫患者が履いた靴下、革靴やむれやすいパンプス、長靴やブーツなど通気性が悪い高温多湿な環境を好んで繁殖します。
不衛生な靴は恰好の白癬菌のすみかになり、水虫を発症しやすくなってしまうのです。

水虫の自覚症状はかゆみから始まりますが、かゆくなったときには白癬菌が繁殖して、症状が進行している場合がほとんどです。
水虫のかゆみは白癬菌が原因ではありますが、白癬菌から体を守ろうとする免疫機能の働きから引き起こされています。
人の体にはウイルスや雑菌など外部からの侵入を防ぐ免疫機能を持っています。
皮膚の角質層に侵入した白癬菌を追い出そうとする免疫システムの働きがかゆみの症状としてあらわれるのです。

水虫が進行して末期になってしまうと白癬菌が皮膚と共存するような状態になってしまうため、免疫反応もおこらなくなり、かゆみも出なくなってしまいます。
そこまで進行すると水虫の治療に長い期間が必要になってしまうためかゆみの自覚症状を感じたら、できるだけ早い段階で専門医を受診するのが良いでしょう。