水虫は1度感染してから治療が遅れてしまうと足の爪や指、かかとまでにも広がってしまいます。水虫が悪化してしまうと非常に治療が面倒で時間がかかってしまうので、予防はもちろんですが症状などを知っておき、感染した場合に即座に治療に移れるようにしておくべきです。こちらでは水虫の症状や原因、治療薬についてなど様々な情報を皆さんに提供していきます。

趾間型水虫という水虫もある

水虫は、その症状によっていくつかのタイプに分類することができます。その中の1つに趾間型水虫があります。
趾間型水虫は水虫の中でも最も多いタイプで、足の指と指の間にできやすいとされています。
特に薬指と小指の間が一番できやすい部位です。

趾間型水虫には、湿潤型と乾燥型があります。
湿潤型はまず最初に皮膚が赤くなり、それから白くふやけた状態になってジュクジュクします。
水虫の原因菌である白癬菌は初めに足の指の下側にくっつき、それが指と指の間にはびこるようになっていくからです。
症状が悪化するとふやけた皮がむけ、その部分に新しい水疱ができてしまいます。
それを何度も繰り返していくうちに、水虫は慢性化していきます。

趾間型水虫は、非常に強いかゆみの症状が現れます。
かゆみを我慢するのはとても大変ですが、掻いてしまうと皮膚の傷が深くなってしまうので痛みの症状が出てしまうことがあります。
治療期間が長引く原因にもなるので、掻かないようにする必要があります。

湿潤型の趾間型水虫は、基本的に塗り薬で治療を行います。
市販薬にはクリーム・軟膏・スプレー・エアゾール・液剤・パウダースプレーなどがありますが、皮膚がジュクジュクしている湿潤型にはクリームや軟膏、パウダースプレータイプの薬がおすすめです。
塗り薬には主に、白癬菌を含む真菌を殺菌する作用のある成分が配合されています。

趾間型水虫の治療期間は症状の進行具合によっても異なりますが、軽い場合でも1か月は必要になります。
進行している場合には数か月かかることもありますし、半年以上かかることもあります。
指と指の間の患部にだけ薬を塗っていると、その周りに広がっている白癬菌を殺菌することができません。
ですから症状が出ている部分よりも広い範囲に薬を塗る必要があります。
また、毎日丁寧に足の指と指の間を洗ったり、通気性の良い靴を履くなど白癬菌が繁殖しにくい環境をつくることも大切です。

趾間型水虫の乾燥バージョン

趾間型水虫といえばジュクジュクと皮膚がめくれる湿潤型が一般的ですが、場合によっては乾燥型といって湿潤型とは全く異なる症状となるタイプもあります。
乾燥型の場合、皮が剥がれて赤くなるのが特徴です。乾燥によって皮膚がひび割れる事も少なくないようです。

水虫といえば強い痒みが伴う皮膚感染症というイメージがありますが、同じ趾間型水虫であっても乾燥型は湿潤型に比べると、痒みは少ないと言われています。
「水虫といえば痒みが出る」という感覚が強いため、あまり痒みが出ない乾燥型を発症してしまうと場合によっては、自分が水虫になっているという事が分からないようです。

痒みが少ないからといって、そのまま放置してしまうと症状は悪化の一途をたどります。
趾間型水虫の乾燥型を発症した場合、皮膚がひび割れてしまい歩いたり靴を履いたりする度に痛むようようです。
またひび割れた部分から細菌が入り込むと、2次感染を引き起こす危険性もあります。
水虫といえば皮膚がジュクジュクとめくれて、強い痒みが出るという症状にばかりに目が行きがちですが、乾燥するタイプもある事を覚えておくと良いでしょう。

歩いたり靴を履く事が苦痛になる前に、早めに治療を開始する事をおすすめします。
乾燥型の治療でも、白癬菌を死滅させる医薬品を使用する方法が一般的です。完全に治るまでにかかる治療期間は症状によって変わります。
軽度だと約1ヶ月程度ですが症状が悪化している場合だと、約半年程度の治療期間を必要とします。

治療が早ければ早い程、治療にかかる期間も短くなるので足の裏や指の間に少しでも異変を感じたら、水虫を疑ってすぐに病院で検査を受けてみましょう。
水虫の治療は一般的な皮膚科で受けられます。